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日本仏教の医療史

新村 拓  著

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価格 \3,630(税込)         
発行年月 2013年10月
出版社/提供元
法政大学出版局
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 296p,10p
大きさ 20cm
版型 B5
ジャンル 和書/生命科学、医学、農学/医学一般/医学一般
ISBN 9784588312120
商品コード 1013935637
NDC分類 490.21
基本件名 医療-日本
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2013年11月2週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1013935637

著者紹介

新村 拓(著者):1946年静岡県生。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士(早大)。京都府立医科大学教授、北里大学教授・副学長を経て、現在北里大学名誉教授。専攻、日本医療社会史。著書に、『古代医療官人制の研究』(1983年)、『日本医療社会史の研究』(85年)、『死と病と看護の社会史』(89年)、『老いと看取りの社会史』(91年)──以上の4書にてサントリー学芸賞を受賞(92年)。『ホスピスと老人介護の歴史』(92年)、『出産と生殖観の歴史』(96年)、『医療化社会の文化誌』(98年)、『在宅死の時代』(2001年)、『痴呆老人の歴史』(02年)、『健康の社会史』(06年)、『国民皆保険の時代』(11年、以上いずれも法政大学出版局)が、編著に『日本医療史』(06年、吉川弘文館)がある。

内容

病に苦しみ、死苦に脅える人びとに対して、日本仏教はいかに関わってきたのか。自然科学をベースとする医学を仏教はどのように取り込み、苦痛の解消に役立ててきたのか。仏教の病因論と治方論、祈療と医療の交錯、僧医の系譜、薬種の栽培と製薬、天皇の治療・看取りから癩者(ハンセン病者)へのまなざしまで、厖大な文献を渉猟し、絵巻に見る病の図像を参照しつつその歴史を克明に跡づける。

目次