敗者の日本史<11> 中世日本の勝者と敗者
鍛代 敏雄 著
内容
目次
中世の勝者・敗者から学ぶこと プロローグ/Ⅰ 政治の転換点―勝者と敗者の構図(治承・寿永の内乱から承久の乱/蒙古襲来から南北朝の内乱/将軍権力の興亡/天下静謐戦争の覇者)/Ⅱ 身分・宗教・一揆―変容する中世社会の多様性(寺社勢力と宗教、そして信仰/中世の一揆/身分と階級の変動)/Ⅲ アジアのなかの日本―列島海域の勝者と敗者(国際港市の回路/海賊と倭寇/琉球王国の盛衰)/Ⅳ 国民文化の曙光―敗者の視座(文学の思想/権力者と庶民の演劇/亡国の文化遺産/利休天下一の茶)/中世の勝者・敗者からみえること エピローグ