著者紹介
多和田 葉子(著者):多和田葉子(たわだようこ)
1960年東京生まれ.作家.早稲田大学文学部露文科卒.1982年ドイツ・ハンブルグへ.ハンブルグ大学修士課程,チューリッヒ大学博士課程修了.2006年よりベルリン在住.日独二ヶ国語で作品を発表し,ドイツでもゲーテ・メダル,クライスト文学賞を受賞するなどの高い評価を得ている.2019年度朝日賞受賞,2020年紫綬褒章受章.
著書─『かかとを失くして』(群像新人文学賞),『犬婿入り』(芥川賞),『ヒナギクのお茶の場合』(泉鏡花文学賞),『球形時間』(ドゥマゴ文学賞),『容疑者の夜行列車』(谷崎潤一郎賞,伊藤整文学賞),『エクソフォニー──母語の外へ出る旅』,『尼僧とキューピッドの弓』(紫式部文学賞),『雪の練習生』(野間文芸賞),『雲をつかむ話』(読売文学賞,文部科学大臣賞),『献灯使』(全米図書賞),『地球にちりばめられて』,『星に仄めかされて』他