塩と砂糖と食品保存の科学(B&Tブックス)
食品保存と生活研究会 著
内容
目次
第1章 砂糖の本当の姿とは?(砂糖はなぜ白いのか?-それは何度も不純物を取り除いた純度の高い証し 砂糖の原料は?-主に甘しょからとる「甘しょ糖」とてん菜からとる「てん菜糖」 ほか) 第2章 砂糖の力-食品をどうやって保存する?(砂糖は水を抱え込み微生物の増殖を抑えて保存性を高める-自由水を少なくする 砂糖には「賞味期限」というものがない-変色したり固まっても一切問題ナシ ほか) 第3章 塩とはいったいどんなもの?(塩は「塩化ナトリウム」、サイコロ形の結晶で、白く見えるのは光の乱反射 塩は工業用としても多様に用いられている-医薬や火薬、石鹸、金属精錬など ほか) 第4章 塩の力-食品をどうやって保存する?(梅干しには塩分で種類がある-22.1%を「梅干」、7.6%を「調味梅干」という 温泉で洗う「野沢菜漬け」、建礼門院が名付けたともされる「柴漬け」 ほか) 第5章 塩と砂糖と人間の体(砂糖の1グラム当たりのカロリーは蕎麦やパンと同じ-しかしとり過ぎは問題 体全体の20%のエネルギーを消費する脳のエネルギー源は唯一「ブドウ糖」 ほか)