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日本教育史~教育の「今」を歴史から考える~

山本 正身  著

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価格 \3,300(税込)         
発行年月 2014年04月
出版社/提供元
慶應義塾大学出版会
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 15p,496p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/社会科学/教育学/比較教育・各国教育事情
ISBN 9784766421316
商品コード 1015378016
NDC分類 372.1
基本件名 日本-教育
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2014年06月1週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1015378016

著者紹介

山本 正身(著者):略歴:1956年生まれ。1987年慶應義塾大学大学院社会学研究科教育学専攻博士課程単位取得退学。博士(教育学)。現在、慶應義塾大学文学部教授。
専攻:日本教育史、近世教育思想史
主要著作:『仁斎学の教育思想史的研究――近世教育思想の思惟構造とその思想史的展開』(慶應義塾大学出版会、2010年)、『アジアにおける「知の伝達」の伝統と系譜』(編著、慶應義塾大学言語文化研究所、2012年)、『人物で見る日本の教育』(共著、ミネルヴァ書房、2012年)、『アジアの文人が見た民衆とその文化』(共著、慶應義塾大学言語文化研究所、2010年)、『教育思想史』(共著、有斐閣、2009年)、 “Corners of the Mind―Classical Traditions, East and West” (共著、慶應義塾大学出版会、2007年)、『「教育」を問う教育学――教育への視角とアプローチ』(共著、慶應義塾大学出版会、2006年)、J. シャロン『死と西洋思想』(共訳、行人社、1999年)、ほか。

内容

(1)教育史の全体的な推移を、〈習俗としての教育〉〈組織としての教育〉〈制度としての教育〉という三つの段階を通して捕捉するという、独自の教育史像を提示している。
(2)〈制度としての教育〉が「国家による国民形成」として推し進められている様態を「近代教育」としてとらえ、「近代教育」をめぐる諸問題を日本の事例を通して考察している。
(3)「国家による国民形成」を教育の基本型と見なす発想を相対化し、それを克服するためのオルターナティブとして「個々人の生の充実」という視点を打ち出している。
(4)「近代教育」が発足・確立した明治以降を中心とする、古代から現代までの日本の教育の歴史を、この1冊で概観することができる。

目次