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音楽の科学~音楽の物理学,精神物理学入門~ 新版

ホアン G ローダラー  著

髙野 光司, 安藤 四一  翻訳
 絶版
   
価格 \4,950(税込)         
発行年月 2014年10月
出版社/提供元
音楽之友社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 283p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/人文科学/芸術/音楽
ISBN 9784276123731
商品コード 1015772633
NDC分類 761.12
基本件名 音楽音響学
本の性格 テキスト
新刊案内掲載月 2014年11月3週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1015772633

著者紹介

ホアン G ローダラー(著者):宇宙科学者。アルゼンチン国立ブエノスアイレス大学で物理学博士号を習得。現在アラスカ州立アラスカ大学フェアバンクス校名誉教授。これまで宇宙科学・科学政策・音響心理学・情報科学などの分野で250以上もの論文を執筆。NASA Awardを4度受賞。

髙野 光司(翻訳):共訳:千葉大学医学部卒業後アレキサンダー・フォン・フンボルト財団フェローとしてゲッティンゲン大学に留学。ゲッティンゲン大学医学部教授運動神経生理部長を経て帰国。現在同大学医学部教授(終身職)、日本国際医学協会評議員、キネシオテーピング療法学会会長、日本良導絡自律神経学会名誉会員。

安藤 四一(翻訳):共訳:早稲田大学にて工学博士号を取得。ゲッティンゲン大学第3物理学研究所研究員としてコンサートホール音響学の研究に従事。現在神戸大学名誉教授、フェラーラ大学名誉博士、アメリカ音響学会フェロー、イタリア音響学協会名誉会員。1995年アメリカ建築家協会賞を受賞。

内容

本書は、『Introduction to the physics and psychophysics of music』第2版(1979年)から訳出した旧版を、第4版(2008年)にもとづいて全面改版したものである。これまで日本語の他にもドイツ語・スペイン語・ポルトガル語にも翻訳され、音の物理学的な特性と心理学的な感覚の結びつき、またそれらの生物学的過程を、物理学・音響学・精神物理学・神経生物学と結びつけて科学的にリサーチし、証明した入門書として長年にわたり世界各国で親しまれている。今改訂では、精神物理学および神経生物学の分野において、以前の版では推測として述べていた記述に関して、現在では測定や実験により証明されたものが、主に修正・加筆された。本書の究極的な課題は「なぜ音楽が存在するのか」について考察することにある。「音は実際にどのように楽器で生じ、どのように環境に伝わり、どのように耳で検出されて脳で判断されるのか」を科学的に理解してはじめて、究極の課題について考察する準備が整う。

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