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テヅカ・イズ・デッド~ひらかれたマンガ表現論へ~(星海社新書 53)

伊藤 剛  著

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価格 \1,034(税込)         
発行年月 2014年09月
出版社/提供元
星海社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 364p
大きさ 18cm
ジャンル 和書/人文科学/芸術/彫刻・絵画
ISBN 9784061385566
商品コード 1016138004
NDC分類 726.101
基本件名 漫画
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2014年11月2週
書評掲載誌 朝日新聞 2014/10/12
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1016138004

著者紹介

伊藤 剛(著者):マンガ評論家、鉱物愛好家、東京工芸大学マンガ学科准教授。1967年名古屋市生まれ。名古屋大学理学部地球科学科岩石学鉱床学講座(当時)卒。日本マンガ学会会員。NTTデータ退社後、浦沢直樹のアシスタント、マンガ家活動を経て文筆の道に入る。2005年、本書の底本となる『テヅカ・イズ・デッド ひらかれたマンガ表現論へ』を上梓。マンガ評論の新地平を切り開くものと高い評価を得た。他の著書に『マンガは変わる─“マンガ語り”から“マンガ論”へ』『マンガを読む。』(いずれも青土社)、『鉱物コレクション入門』(築地書館)など。現在は執筆活動も継続しつつ、大学教員として多くのマンガ家を世に送り出している。

内容

豊潤な「マンガの時代」は神の不在の上で花開いた
1989年、手塚治虫が死去した。その後に訪れた90年代、いつしか「マンガはつまらなくなった」という言説が一人歩きを始めた。手塚の死とともに、マンガの歴史は終わってしまったのか? いや、そのようなことは決してない。マンガ評論における歴史的空白のなかにあっても、新しいマンガたちが描かれ、読まれ、愛されているのだ。では、神の死後に生まれたマンガたちが見向きもされない現実は、マンガにとって不幸ではないのか? そして、なぜそのようなことが起きてしまったのか? 歴史的空白を「キャラとリアリティ」の観点からとらえ直すことで、マンガ表現論の新たな地平を切り開いた名著、ついに新書化。マンガ・イズ・ノット・デッド。

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