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中国古代車馬の考古学的研究
石谷 慎,
菊地 大樹
翻訳
岡村 秀典
監修
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在庫状況
お取り寄せ
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お届け予定日
1週間
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価格
\8,140(税込)
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発行年月 |
2014年09月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
218p |
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大きさ |
27cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/アジア・オセアニア史 |
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ISBN |
9784336058041 |
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商品コード |
1016211340 |
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NDC分類 |
222.03 |
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基本件名 |
遺跡・遺物-中国 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2014年11月3週 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1016211340 |
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著者紹介
趙 海洲(著者):1974年生まれ。鄭州大学の修士課程と博士課程を経て、同大学教員となる。主な研究対象は田野考古・戦国秦漢考古と中原地区建築考古。
内容
洋の東西を問わず、古代の軍事と礼制において重要な役割を持っていた車馬は、中国古代においても、社会生活や軍事活動の「道具」として用いられただけでなく、政治と文化における特殊な意義をもっていたとされる。 中国古代社会の車は、先秦時代より社会身分と地位の象徴となっていた。さまざまな場面と活動に応じて各種の車が使い分けられ、車にはさまざまな政治的なランクと用途ごとの役割が刻みつけられていたのである。 また古代の埋葬儀礼において、馬には単独の使用、車と組み合わせた使用、軍人と結び付いた使用など、各種の「機能」があった。車馬は社会の上層階級に大いに重視されたため、車・馬と車馬(車馬具とその明器を含む)は古代における高位の墓葬と祭祀遺跡から多く発見される。そのため車馬埋葬を通じて、当時の社会を認識し理解することができるのである。 近年、車馬埋葬に関しても考古学的発見が目覚ましく、中国では車馬に関する関連論文が多く発表されている。本書は、最新の情報を網羅し、多くの図版を交えながら明快に整理しており、他に類書を見ない。考古学の専門家だけでなく、中国や日本の古代史・軍政史・礼制史などの幅広い分野からの要求に応える一書である。