改正児童ポルノ禁止法を考える
園田 寿, 曽我部 真裕 著
著者紹介
内容
目次
第1部 総論 第1章 児童ポルノ禁止法の成立と改正……………………園田 寿 第2章 判例から見た児童ポルノ禁止法……………………………奥村 徹 [コラム] セクスティングと児童ポルノ製造罪………………園田 寿 [コラム] 児童ポルノサイトへのアクセス遮断(ブロッキング)……曽我部真裕 第2部 単純所持規制についての検討 第3章 単純所持規制の憲法上の論点……………………大林啓吾 第4章 所持規制の刑法上の論点………………………高山佳奈子 第5章 児童ポルノ単純所持規制についての検討………落合洋司 ――刑事実務の観点から 第6章 条例による児童ポルノ単純所持規制の試みが残した教訓 ……曽我部真裕 第3部 創作物規制についての検討 第7章 児童ポルノ規制への根拠…………………………大屋雄裕 ――危害・不快・自己決定 [コラム]デュトゥルー事件と児童性愛者ネットワーク……河合幹雄 ――幻想を生んだ背景と役割 第4部 比較法的検討 第8章 児童ポルノ規制に対する国際条約及び外国法制に対する 正しい理解…………………………………………………朴 景信 第9章 性的空想に法的制限を設けるべきか?――アメリカにおける歴史的、法的及び政治的な視点……スヴェトラーナ・ミンチェバ 第10章 アメリカとカナダにおける単純所持規制の動向……大林啓吾 ――法令と判例の展開 第11章 ドイツにおける児童ポルノ規制…………………豊田兼彦 ――単純所持規制を中心に 資料 1 新旧条文対照表 2 児童ポルノ所持規制に関する条例