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地域生活からみたスポーツの可能性~暮らしとスポーツの社会学~
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在庫状況
有り
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お届け予定日
3~4日
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価格
\3,080(税込)
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発行年月 |
2014年09月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
245p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/スポーツ・健康科学/スポーツ・健康科学 |
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ISBN |
9784810521290 |
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商品コード |
1016378184 |
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NDC分類 |
780.13 |
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基本件名 |
スポーツ社会学 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2014年11月1週 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1016378184 |
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著者紹介
後藤 貴浩(著者):国士舘大学文学部教授。
熊本県熊本市出身、博士(公共政策学)、専門領域「スポーツ社会学」「地域社会学」。
著書『サッカーピラミッドの底辺から--少年サッカークラブのリアル』道和書院
共著『サッカーのある風景--場と開発、人と移動の社会学』晃洋書房
共著『白いスタジアムと「生活の論理」--スポーツ化する社会への警鐘』東北大学出版会
内容
「スポーツの推進・振興」だけで、
地域スポーツを語ることができるのか?
現代のスポーツは、経済・企業原理が優先する社会と歩調を合わせて拡大・発展し、今なおその道をさらに拍車をかけて進もうとしている。
地域スポーツも、スポーツの有用性を前提とした推進・振興といった観点で語られてきた。
しかし、それに違和感を感じる人々も増えている。
地域スポーツ研究に今、求められているのは、「スポーツの限りない成長・拡大を目指すために、地域がどのように貢献するか」ではない。
地域社会の日常生活、そして、スポーツ以外のさまざまな領域と、スポーツがどのように密接な関係を築き、人々の暮らしを豊かにしていくのか。
それを改めて模索することではないだろうか?
著者は、サッカー選手・指導者であり、スポーツ社会学の研究者。
地域社会学・コミュニティ論の視点から、スポーツと地域社会の関係がどのように変化し、また変化していないのかを、地元である熊本県、大分県の各町村のフィールドワークで探っていく。
莫大な放映権料や協賛金が飛び交うスポーツと、近くの公園で目にするウォーキングとをひとくくりにして議論をしても意味をなさない。
スポーツを実践する人たちの置かれた社会状況と、そこで繰り広げられる生活。
それに即した探究で初めて、
スポーツの真の社会的な意味が見えてくる。