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いと高き貧しさ~修道院規則と生の形式~

ジョルジョ・アガンベン  著

上村 忠男, 太田 綾子  翻訳
 品切
   
価格 \5,280(税込)         
発行年月 2014年10月
出版社/提供元
みすず書房
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 214p,26p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/宗教/キリスト教
ISBN 9784622078531
商品コード 1016488963
NDC分類 198.25
基本件名 フランシスコ会
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2014年12月1週
書評掲載誌 日本経済新聞 2014/11/02、朝日新聞 2014/12/21
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1016488963

著者紹介

ジョルジョ・アガンベン(著者):1942年ローマ生まれ。ズヴィッツェラ・イタリアーナ大学メンドリジオ建築アカデミーで教える。著書に「到来する共同体」「残りの時」など。

内容

もしも使用が所有と無関係で、法の外にある生活が可能だとしたら、どうだろう。世界的に注目を集めるイタリア人哲学者が清貧を貫いた修道者たちをホモ・サケル(法の外にある聖なる者)ととらえ、砂漠の聖者アントニオスからアウグスティヌス、アッシジのフランチェスコ、オッカムらの思想に、現代の大量消費社会を超える可能性を読む。異端裁判と背中合わせに生きた人々の言論に息をのむ。一番大事なことはイエスのような《貧しさ》であるとして所有権を拒否し、《生》の自立を求めた彼らの挑戦は、現代を生きる人々にも示唆に富んでいる。「ホモ・サケル」シリーズの一冊。

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