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歴代日本銀行総裁論~日本金融政策史の研究~(講談社学術文庫 2272) 

吉野 俊彦  著

鈴木 淑夫  他
 品切
   
価格 \1,573(税込)         
発行年月 2014年12月
出版社/提供元
講談社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 509p
大きさ 15cm
ジャンル 和書/社会科学/経済学/金融
ISBN 9784062922722
商品コード 1016791995
NDC分類 338.41
基本件名 日本銀行
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2015年01月3週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1016791995

内容

本書はわが国を代表する歴史派エコノミストであった著者が、歴代の日銀総裁を通じて、日本の金融政策発展の様相を描き出そうとしたものです。また、原著刊行後(著者没後)の総裁の政策について、鈴木淑夫氏(元日本銀行理事、元野村総合研究所理事長)による補論を加えました。31代29人の総裁がなにを考え、行動してきたか(あるいは行動しなかったか)を知ることで、読者は必ずやたしかな指針を得られるはずです。


 日本銀行総裁。「通貨の番人」としてその役目の重要性は誰しも知るところです。しかも「異次元の金融緩和」状態に突入している現在、日銀と日本経済はどこへゆくのかと日本国民のみならず世界中が注視しています。
 危機の時代、人は歴史に学ぼうとします。明治15年(1882)の創設から130有余年、日銀がどのような金融政策を打ち出してきたか、それがいかなる結果をもたらしたかを知ることはきわめて有効なやりかたです。その最良の導きこそ本書です。
 本書『歴代日本銀行総裁論』は、わが国を代表する歴史派エコノミストであった著者が、歴代の日銀総裁という「ひと」を通じて、日本の金融政策発展の様相を生きた姿で描き出そうとしたものです。なお、この学術文庫版では原著刊行後(著者没後)の総裁の政策については、鈴木淑夫氏(元日本銀行理事、元野村総合研究所理事長)による補論を加えました。
 31代29人の総裁がなにをどう考え、行動にうつしてきたか(あるいは行動しなかったか)を知ることで、読者は必ずやたしかな指針を得ることでありましょう。

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