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正義はどう論じられてきたか~相互性の歴史的展開~

デイヴィッド・ジョンストン  著

押村 高, 谷澤 正嗣, 近藤 和貴, 宮崎 文典  他
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価格 \4,950(税込)         
発行年月 2015年01月
出版社/提供元
みすず書房
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 7p,257p,15p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/社会科学/政治学/政治思想史・政治理論
ISBN 9784622078906
商品コード 1016822101
NDC分類 311.23
基本件名 政治思想-ヨーロッパ
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2015年02月3週
書評掲載誌 朝日新聞 2015/04/12
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1016822101

著者紹介

デイヴィッド・ジョンストン(著者):1951年生まれ。コロンビア大学政治科学部教授。政治思想研究国際学会代表、ニューヨーク政治学会会長などを歴任。

内容

18世紀末以降、正義をめぐる議論は功利主義と義務論の二つの立場へと収斂されてきた。しかし、正義をこの二つの立場にのみ基づいて語るならば、それ以前の4000年にわたる正義をめぐる思想を無視することになる。本書は、古代の法や思想に見られる正義の源流に遡り、「相互性」という概念に着眼し、今日の正義をめぐる議論を功利主義・義務論の二項対立から解き放つ。正義論の最良の見取り図。