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生薬大事典~歴代日本薬局方収載~

木下 武司  著

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価格 \30,800(税込)         
発行年月 2015年02月
出版社/提供元
ガイアブックス
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 23p,804p
大きさ 27cm
ジャンル 和書/生命科学、医学、農学/薬学/生薬学・本草学
ISBN 9784882829362
商品コード 1017114092
NDC分類 499.8
基本件名 生薬学-便覧
本の性格 学術書/実務向け
新刊案内掲載月 2015年05月1週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1017114092

著者紹介

木下 武司(著者):東京大学大学院薬学系研究科博士課程修了。帝京大学名誉教授。専門は生薬学、薬用植物学、民族植物学、和漢古典の植物の研究。著書に「万葉植物文化誌」など。

内容

1886年の初版から2014年の第16改正版第二追補までの『日本薬局方』に収載されたことのある生薬“全303種”と、同じく収載歴のある漢方処方エキス剤31種について、その概要と歴史的由来を詳細にまとめた生薬事典の決定版。公定書としての局方を重んじつつ、最新の市場状況や分類学的知見を意欲的に取り入れ、局方では補いきれないハイレベルな情報を網羅。著者が長年をかけて収集した生薬についての重要なトピックを、古典本草書から貴重な史料を引きながら惜しみなく盛り込んだ、古典医学と現代の生薬学との包括的な懸け橋となる一冊。製薬関連業務従事者をはじめ医師や医療従事者、植物学・博物学や国文学・漢文学の修学者から一般の読者まで、興味深く手にとることができる。 第1部では生薬全303種と、生薬を配合した漢方処方エキス剤31種について解説する。和名五十音順に、それぞれの生薬の基原や用途、出典、漢名について説明。各項目の変遷の経緯やその来歴を詳説し、ひとつひとつの生薬を系統的に理解することができる。 第2部では特に日本人になじみの深い生薬8種をとりあげた。独自の植物画像や科学データを掲載し、それぞれの生薬について植物学、民俗学、文化史、医学など、あらゆる側面から多角的に考証を加えて解説する。 各生薬が「どの版の局方で収載され、どの版で削除されたか」ひとめで分かる一覧表を巻末収録。さらに漢名や万葉仮名の読み仮名が画数順に参照できる一覧表も収録し、和漢古典本草書の難読項目を本書が補完する。和文索引と欧文(学名)索引の2つの索引を備え、より検索性の高い事典となっている。

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