内容
シリーズ「子どもの気持ちを知る絵本」は、不登校(①)や家庭不和(②)、発達のかたより(③)などの理由で、元気でいられなくなってしまった子どもたちの気持ちを描いています。絵本を通して読むことで、子どもたちとのかかわりのヒントを見つけられるよう構成しています。【あらすじ】 ──主人公リクの家では、お母さんとお父さんのケンカが絶えません。ケンカを止められないのは、自分のせいかもと感じて、悲しくなっています。たたかれてはれてしまった顔のことを先生に聞かれても、お母さんが怒られると思いウソをつきます。ある日、リクは保健室で保健の先生と話すようになりました。先生はやさしくリクと向き合い、両親のケンカはリクのせいじゃないことを教えてくれます。ハチミツ入りのホットミルクと先生のお話が、リクに自分らしくがんばるための勇気をくれます。