KNOWLEDGE WORKER ナレッジワーカー



書評掲載
丸善のおすすめ度

対話のレッスン~日本人のためのコミュニケーション術~(講談社学術文庫 2299)

平田 オリザ  著

在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \1,155(税込)         
発行年月 2015年06月
出版社/提供元
講談社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 261p
大きさ 15cm
ジャンル 和書/人文科学/言語学/概論・参考図書
ISBN 9784062922999
商品コード 1017943615
NDC分類 804
基本件名 言語
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2015年07月3週
書評掲載誌 朝日新聞 2015/06/28
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1017943615

著者紹介

平田 オリザ(著者):1962年、東京生まれ。国際基督教大学在学中に劇団「青年団」結成。戯曲と演出を担当。
桜美林大学などを経て、現在は東京藝術大学・アートイノベーションセンター特任教授、大阪大学コミュニケーションデザイン・センター客員教授、四国学院大学客員教授・学長特別補佐、京都文教大学客員教授。
戯曲の代表作に『東京ノート』(岸田國士戯曲賞受賞)、『その河をこえて、五月』(朝日舞台芸術賞グランプリ)、著書に『演劇入門』『演技と演出』『わかりあえないことから』(以上、講談社現代新書)、『芸術立国論』(集英社新書)、『話し言葉の日本語』(井上ひさしとの共著、新潮文庫)、小説『幕が上がる』(講談社文庫)など多数。

内容

「日常会話」や「雑談」は得意でも「対話」は苦手なことが多い日本人。ふだん同じ価値観の仲間とばかり会っているので、異なるコンテクストの相手と議論をしなくて済んでしまう。文化の違う相手と交渉したり共同作業をする経験が、まだ日本人には少ないのだ。さらに携帯電話などの登場で、世代間のギャップが広がる。それではどのようなスキルが必要なのか。豊富な具体例をもとに、新しいコミュニケーションの在り方を真摯に探る。


日本人の多くはなぜコミュニケーション・スキルが身につかないのか。政治家も経営者も、「演説」「日常会話」「雑談」は得意でも「対話」「談話」は苦手なことが多い。
ふだん同じ価値観の仲間とばかり会っていると、異なるコンテクストの相手と議論をしなくて済む。文化の違う相手と交渉したり共同作業をする経験が、まだ日本人には少ない。さらに携帯電話、ネットなどの新しいツールの登場で、世代間のギャップは広がる。
それでは、どうしたら対話が生まれるのか。どのようなコミュニケーション・スキルが必要なのか。
――豊富な具体例をもとに、新しいコミュニケーションの在り方を真摯に探る。

解説――高橋源一郎
「みなさんも、この本を読みながら、著者である平田オリザさんと共に、ゆっくりと(平田さんが指摘するようなこと、あるいは、それに触発されて、みなさんの内側に巻き起こってくることについて)考えてもらいたいのである。それは、みなさんにとっても、たいへん貴重な時間になるだろう」

目次