本の世紀~岩波書店と出版の100年~
内容
目次
岩波茂雄生誕地・諏訪の「信州風樹文庫」-読書の力で地域文化発信 東日本大震災と雑誌『世界』-「生きよう!」に思い込め 競争激しい新書の編集-「教養担う」期待に応え 若き日の茂雄の悩み-教養路線の精神的支柱に 初の出版物は『こゝろ』-茂雄に通じる漱石の気骨 命運託した『哲学叢書』成功-生き方問う若者らを魅了 関東大震災からの復興-需要増の中「良書を」貫徹 低価格化の波 岩波文庫創刊-名著手軽に…高めた「知熱」 マルクス主義の学問的・研究的な紹介-言論・思想統制と闘い続け 時流にあらがう精神 岩波新書創刊-生きた問題を平易に解説〔ほか〕