現代カント研究<13> カントと現代哲学
内容
目次
1 カントと価値の問題 2 カント倫理学と動機内在主義-現代メタ倫理学から見たカント倫理学 3 自己意識の統一による超越論的論証-ストローソン、デイヴィドソンからカントへ 4 カントにおける行為の自由と合理性 5 カント的行為者を文脈に位置付ける-バーバラ・ハーマンの道徳的熟慮論を手がかりとして 6 パトナムによるハーバーマス批判とカントの道徳論-道徳的規範に関する認知主義をめぐって 7 哲学、国家、検閲-カント『諸学部の争い』をめぐる権力と秘密の問題 8 自己意識への二つのアプローチ-オックスフォード新カント主義からカントへ 書評