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都市の起源~古代の先進地域=西アジアを掘る~(講談社選書メチエ 620)
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在庫状況
有り
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お届け予定日
3~4日
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価格
\1,815(税込)
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発行年月 |
2016年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
254p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/中東史 |
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ISBN |
9784062586238 |
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商品コード |
1019659655 |
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NDC分類 |
227.3 |
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基本件名 |
メソポタミア文明 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2016年04月4週 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1019659655 |
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著者紹介
小泉 龍人(著者):1964年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、同大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(文学)。早稲田大学、明治大学、日本大学等で講師、国士舘大学イラク古代文化研究所で共同研究員。専門は、西アジア考古学、比較都市論、古代ワイン。著書に『都市誕生の考古学』(同成社)、訳書に『考古学のあゆみ』(朝倉書店)など。1998年に日本オリエント学会第20回奨励賞受賞。2015年には、国立科学博物館の特別展「ワイン展」の学術協力、図録執筆・展示に携わる。
内容
「都市の起源」を探究することは、文明の起源を知ることである。従来、「世界最古の都市」とされてきたエリコ遺跡は、近年、その「都市説」が見直されている。本書では、イラクのウルク遺跡と、シリアのハブーバ・カビーラ南遺跡を「世界最古」の有力候補とし、さらに、メソポタミア各地の遺跡を検討。人の移動、すなわち「よそ者」の流入を契機に快適な生活空間への工夫がなされ、同時に人々の「格差」が生まれるまでを解明する。
世界の考古学者にとって、「都市の起源」は、「人類の起源」「農業の起源」と並ぶ「三大テーマ」のひとつである。大規模な集落に人々が集住し、快適な暮らしを求めて試行錯誤し、そこで新たな経済活動と政治権力が生まれる。「都市の起源」を探究することは、文明の起源を知ることなのである。
従来、「世界最古の都市」とされてきたパレスティナのエリコ(イェリコ)は、近年、その「都市説」が見直されている。では、「世界最古」はいったいどこなのか? おもに西アジアで都市形成期の遺跡発掘に携わってきた著者は、イラクのウルク遺跡と、シリアのハブーバ・カビーラ南遺跡を「最有力候補」として挙げる。本書は、この二つの遺跡を中心に、メソポタミアのアブ・サラビーフ、ウル、バビロン、エリドゥなどのほか、インダスのモヘンジョダロ遺跡なども検討し、「都市はどのように誕生したのか」「なぜ、西アジアに最初の都市が生まれたのか」を探っていく。
著者によれば、人の移動、すなわち「よそ者」の流入が契機となって、集落内の富の偏在、すなわち格差が生まれ、また同時に快適な生活空間への工夫が促されて「都市」が発達してきたという。