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書評掲載

大きな鳥にさらわれないよう

川上 弘美  著

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価格 \1,650(税込)         
発行年月 2016年04月
出版社/提供元
講談社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 340p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784062199650
商品コード 1020153078
NDC分類 913.6
書評掲載誌 朝日新聞 2016/04/27、毎日新聞 2016/05/15、読売新聞 2016/05/22、朝日新聞 2016/05/29、読売新聞 2016/06/05、東京・中日新聞 2016/06/12、日本経済新聞 2016/07/17、日本経済新聞 2016/12/25、読売新聞 2017/02/12、読売新聞 2019/09/08
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1020153078

著者紹介

川上 弘美(著者):川上 弘美(かわかみ・ひろみ)
1958年生まれ。96年「蛇を踏む」で芥川賞、99年『神様』でドゥマゴ文学賞と紫式部文学賞、2000年『溺レる』で伊藤整文学賞と女流文学賞、01年『センセイの鞄』で谷崎潤一郎賞、07年『真鶴』で芸術選奨、15年『水声』で読売文学賞を受賞。ほかの作品に『風花』『どこから行っても遠い町』『神様2011』『七夜物語』『なめらかで熱くて甘苦しくて』『水声』などがある。

内容

遠く遙かな未来、滅亡の危機に瀕した人類は、小さなグループに分かれて暮らしていた。異なるグループの人間が交雑したときに、、新しい遺伝子を持つ人間──いわば進化する可能性のある人間の誕生を願って。彼らは、進化を期待し、それによって種の存続を目指したのだった。しかし、それは、本当に人類が選びとった世界だったのだろうか? かすかな光を希求する人間の行く末を暗示した川上弘美の「新しい神話」


遠く遙かな未来、滅亡の危機に瀕した人類は、「母」のもと小さなグループに分かれて暮らしていた。異なるグループの人間が交雑したときに、、新しい遺伝子を持つ人間──いわば進化する可能性のある人間の誕生を願って。彼らは、進化を期待し、それによって種の存続を目指したのだった。
しかし、それは、本当に人類が選びとった世界だったのだろうか?
絶望的ながら、どこかなつかしく牧歌的な未来世界。かすかな光を希求する人間の行く末を暗示した川上弘美の「新しい神話」

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