KNOWLEDGE WORKER ナレッジワーカー



書評掲載
丸善のおすすめ度

アート・ワールド

ハワード・S.ベッカー  著

後藤 将之  翻訳
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \5,280(税込)         
発行年月 2016年04月
出版社/提供元
慶應義塾大学出版会
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 30p,431p,20p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/人文科学/芸術/美術理論・美術史
ISBN 9784766423242
商品コード 1020211843
NDC分類 701.3
基本件名 芸術社会学
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2016年06月1週
書評掲載誌 日本経済新聞 2016/05/08
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1020211843

著者紹介

ハワード・S.ベッカー(著者):1928年イリノイ州生まれ。社会学者。ワシントン大学、カリフォルニア大学サンタバーバラ校等の教授。戦後シカゴ学派の一人でラベリング理論を提唱。著書に「完訳アウトサイダーズ」など。

内容

アートはいつ、どのように、誰によって「アート」になるのか? ▼誰もがアーティストになりうる時代の「創造のプロセス」を鮮やかに解明し、全包括的な「アート・ワールド」の理論を提示する、アメリカを代表する社会学者ベッカーの傑作。 ▼アート作品は、才能あるアーティストだけではなく、アーティストや作品を取り巻く人々で成り立つ「アート・ワールド」によってうみだされる。本書では、この「アート・ワールド」の仕組みをあきらかにすることで、「何がアートを成立させるのか」「何がアートとクラフトを区別するのか」「アート・ワールドでの自分の役割はどんな意味を持つのか」「なぜ自分の作品は望ましい評価を得ていないのか」「どうすれば自分の作品をふさわしい受け手に見てもらえるのか」など、あらゆるアートやクラフト関係者が抱くであろう基本的な疑問に、民主主義的な回答を与えている。 ▼アマチュア作品やマイナー作品をも包摂しうる、アート・ワールドの理論を示した快著。

目次