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小尾俊人の戦後~みすず書房出発の頃~
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在庫状況
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お届け予定日
10日間
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価格
\3,960(税込)
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発行年月 |
2016年04月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
402p,22p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/哲学/概論・参考図書 |
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ISBN |
9784622079453 |
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商品コード |
1020245071 |
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NDC分類 |
289.1 |
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基本件名 |
みすず書房 |
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個人件名 |
小尾/俊人 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2016年06月2週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2016/07/03 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1020245071 |
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著者紹介
宮田 昇(著者):1928年東京生まれ。日本ユニ著作権センター創設。元代表理事。「翻訳権の戦後史」で第21回日本出版学会賞受賞。ほかの著書に「東は東、西は西」「翻訳出版の実務」など。
内容
みすず書房の創業者、小尾俊人(おび・としと 1922-2011)は、敗戦の年23歳で復員し、その暮れに、焼け野原の東京で新しい出版社を始めた。人脈はゼロで、日本の社会も混乱していた。そこから〈ロマン・ロラン全集〉や『夜と霧』の刊行にいたるまで、どんな試行錯誤と奮闘があったのだろうか。小尾青年はどのような出版を志し、どんな人間だったのか。著者の宮田昇は、翻訳権を仲介する日本ユニ・エージェンシーを長らく率いた。その間、小尾と仕事で関わりながら、さまざまな局面で親交を深める。宮田は、少ない資料をつき合わせ、小尾の故郷に足をはこび、関係者を捜しだし、この出版人の等身大の姿を描きあげた。読者はきっと、つねに時代と向き合おうとした小尾が戦後史のなかにきちんと位置づけられ、それによって物語の地平が広がるのを発見するだろう。小尾の日記「1951年」と、月刊「みすず」初期の「編集後記」を併録する。みすず書房創立70年記念出版。