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基本の色彩語~普遍性と進化について~(叢書・ウニベルシタス 1041)
日髙 杏子
翻訳
発行年月 |
2016年05月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
10p,273p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/民族学・民俗学・人類学/民族学・民俗学・人類学 |
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ISBN |
9784588010415 |
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商品コード |
1020489631 |
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NDC分類 |
389 |
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基本件名 |
文化人類学 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2016年07月1週 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1020489631 |
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著者紹介
ブレント・バーリン(著者):(Brent Berlin) 1936年生。文化人類学者。ジョージア大学名誉教授。1964年、スタンフォード大学で博士号。カリフォルニア大学バークレー校で教鞭をとる。1981年、アメリカ芸術科学アカデミーのメンバーに選出される。
ポール・ケイ(著者):(Paul Kay) 1934年生。言語学者。カリフォルニア大学バークレー校名誉教授。1958~59年、米国陸軍に所属。1963年、ハーバード大学で博士号。スタンフォード大学、マサチューセッツ工科大学などでも教鞭をとる。
日髙 杏子(翻訳):1970年生。東京芸術大学大学院造形理論(色彩学)専攻、博士課程修了。現在、多摩美術大学非常勤講師。専門、色彩論。日本色彩学会所属。訳書に『色彩の表記』(みすず書房、2009)、『デザインについて─バウハウスから生まれたものづくり』(白水社、2016)。
内容
人間の思考は使用する言語に影響を受けるとする言語相対説に基づき、異言語話者間に共通の色彩観は生まれないと考えられていた1960年代に、人間が言語を超えて焦点色の観念と基本的な色彩カテゴリーを共有していること、色彩を表す語には共通の進化パターンが存在することを論証した画期的研究。膨大な対人調査と歴史言語学的再構による分析は文化人類学、心理学などの分野にも大きな影響を与えた。原書1969年初版付録のマンセルカラーチャート複製付き。