内容
日本では年間約10万頭もの犬や猫が殺処分されている。人間の都合でたくさんの命が殺処分されてしまう現実があることや、この現状を変えようとしている日本レスキュー協会の活動を知り、命の尊さについて考える。日本レスキュー協会では、保健所で預かっている犬や、虐待や飼育放棄を受けている犬、被災地で飼育できなくなってしまった犬を引き取り、里親を探したり、適性がある犬は災害救助犬やセラピー犬として訓練する活動をしている。その活動は、犬たちが人の社会に慣れ、人と犬が互いに貢献し合える社会をつくる上で大きな意義がある。最初は人におびえていた犬たちが、愛情ある訓練により人を助ける犬に成長していく過程を通して、動物たちにも人と同じ尊い命があること、安全安心な環境さえあればどんな命も輝くことができることなどを伝える。 ※著作権の適用範囲については、ご利用形態によって異なりますので、別途お問い合わせ下さい。