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四月になれば彼女は

川村 元気  著

 品切
   
価格 \1,540(税込)         
発行年月 2016年11月
出版社/提供元
文藝春秋
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 269p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784163905532
商品コード 1023055116
NDC分類 913.6
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1023055116

内容

音もなく空気が抜けるように、気づけば「恋」が人生から消えている。そんな時僕らはどうすべきか? 夢中でページをめくった。

――新海誠(アニメーション監督)

イノセントかつグロテスクで、ずっと愛を探している。川村元気そのもののような小説でした。

――星野源(俳優・音楽家)



4月、はじめて付き合った彼女から手紙が届いた。
そのとき僕は結婚を決めていた。愛しているのかわからない人と――。

天空の鏡・ウユニ塩湖にある塩のホテルで書かれたそれには、恋の瑞々しいはじまりとともに、二人が付き合っていた頃の記憶が綴られていた。
ある事件をきっかけに別れてしまった彼女は、なぜ今になって手紙を書いてきたのか。時を同じくして、1年後に結婚をひかえている婚約者、彼女の妹、職場の同僚の恋模様にも、劇的な変化がおとずれる。
愛している、愛されている。そのことを確認したいと切実に願う。けれどなぜ、恋も愛も、やがては過ぎ去っていってしまうのか――。
失った恋に翻弄される12カ月がはじまる。

胸をえぐられる、切なさが溢れだす
『世界から猫が消えたなら』『億男』の著者、2年ぶりの最新刊

あのときのわたしには、自分よりも大切な人がいた。それが、永遠に続くものだと信じていた。