日本近代の歴史<4> 国際化時代「大正日本」
櫻井 良樹 著
内容
目次
大正百年―プロローグ/大正政変―中国革命の余波(第一次憲政擁護運動/第一次山本内閣/ジーメンス事件と第二次大隈内閣の成立)/第一次世界大戦の勃発と日本―大戦を利用して(開戦と日本/対華二一ヵ条要求と衆議院総選挙/大隈改造内閣期における外交と内政)/大戦の長期化の中で―総力戦への対応(寺内内閣と大戦の動向/アメリカ参戦とシベリア出兵/大戦末期の様相)/大戦後の政治と社会―世界大勢への順応(原内閣の成立と大戦終結/東アジア民族主義運動の勃興と東アジア政策の転換/原内閣の限界)/関東大震災前後―混乱のなかの変貌(中間内閣の時代/都市化のなかの関東大震災/モダン化する都市社会の表裏)/護憲運動と政党内閣―国際協調という選択(第二次憲政擁護運動/加藤高明内閣の内政/国際協調外交と中国内政不干渉)/転換期としての大正国際社会―エピローグ