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環境社会の変化と自然学校の役割~自然学校に期待される3つの基軸~

佐々木 豊志  著

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価格 \2,200(税込)         
発行年月 2016年12月
出版社/提供元
みくに出版
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 167p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/社会科学/教育学/就学前教育・学校教育・生涯教育・家庭教育
ISBN 9784840306546
商品コード 1023591055
NDC分類 379.3
基本件名 野外教育
本の性格 実務向け
新刊案内掲載月 2017年02月1週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1023591055

著者紹介

佐々木 豊志(著者):1957年岩手県生まれ。宮城大学大学院事業構想学研究科博士後期課程修了。一般社団法人くりこま高原自然学校代表理事、NPO法人くりこま高原・地球の暮らしと自然教育研究所理事長。

内容

地球 温暖化、大規模災害の増加など環境社会は急激な変化を遂げています。本書の著者・佐々木豊志氏は1996年に「くりこま高原自然学校」を自力で立ち上げて以来、「生きる力」を育む教育活動、ニートやひきこもりの支援、東日本大震災、熊本地震などでの災害ボランティア活動、森林資源を守り活用するNPOの活動などを続けてきました。その過程で「自然学校」が、環境社会の変化だけでなく、現代のかかえる様々な問題へアプローチできる可能性を見つけ出しました。本書は前半で、全国の自然学校を調査し、自然学校の教育力、つながる力、課題解決力を解明しています。そして後半では、佐々木氏自身の実践にもとづいた自然学校の3つの基軸と社会的課題の解決への道筋・事例を述べています。とくに社会的企業としての自然学校という視点にもとづく、くりこま高原自然学校での実践の事例紹介は、環境や教育の未来を考える上で大きなヒントになるでしょう。環境教育、体験学習、地域再生、社会教育、生涯教育などに携わる方には、ぜひお読みいただきたい本です。また、学校教育の改善に向けても大きなヒントがある本です。著者が事業構想学博士号を授与される際の博士論文をベースに、20年余り継続する「くりこま高原自然学校」や、近年立ち上げた「日本の森バイオマスネットワーク」などの事業構想や新たな展開を大幅に書き加えました。

目次