内容
〈高麗青磁、李朝白磁の魅力をすべて解き明かす決定版登場〉〈「心のやきもの」の美の真実に迫る渾身の一書〉大阪市立東洋陶磁美術館名誉館長で、かの安宅コレクション収集を安宅英一氏の直近として支えた、韓国陶磁関連の大御所・伊藤郁太郎氏が、自身の集大成として、過去に発表した朝鮮陶磁関連の論考・随筆等を収録。外見的な美よりも内的なものに耳を傾け、自然で無理のない作行が人々の心を捉える高麗・朝鮮陶磁の美の真実に、透徹した史観と綿密な考証、みずみずしい感性をもって迫り、今後の研究に資する内容を目指した渾身の一書です。名品をカラーで収録、本篇は「高麗篇」「朝鮮篇」「資料篇」の三部構成。