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「軍事研究」の戦後史~科学者はどう向きあってきたか~

杉山 滋郎  著

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価格 \3,300(税込)         
発行年月 2017年01月
出版社/提供元
ミネルヴァ書房
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 12p,298p,8p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/理工学/工学一般/工学一般
ISBN 9784623078622
商品コード 1023788463
NDC分類 507
基本件名 科学技術倫理
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2017年02月4週
書評掲載誌 毎日新聞 2017/02/05
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1023788463

著者紹介

杉山 滋郎(著者):1950年生まれ。東京大学大学院理学系研究科科学史・科学基礎論専攻博士課程満期退学。博士(学術)。北海道大学名誉教授。著書に「中谷宇吉郎」など。

内容

「軍事研究に手を染めない」としてきた日本の学術界がいま揺らいでいる。防衛のための軍事研究は必要との主張が出てきたからだ。宇宙開発や、人工知能、バイオテクノロジーなど最先端の科学技術は、軍事にも民生にも役立つ(デュアルユース)、だからこれまでの方針は足かせになるという意見もある。これに対し本書は「軍事研究に手を染めない」方針がどのように確立し機能してきたのか、無理や限界がなかったのかを歴史に問い、新たな情況下で初心を生かす道を探る。

目次