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芸術の言語

ネルソン・グッドマン  著

戸澤 義夫, 松永 伸司  翻訳
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \5,060(税込)         
発行年月 2017年02月
出版社/提供元
慶應義塾大学出版会
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 2p,324p,13p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/哲学/美学
ISBN 9784766422245
商品コード 1023886610
NDC分類 701.1
基本件名 美学
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2017年04月1週
書評掲載誌 朝日新聞 2017/04/09
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1023886610

著者紹介

ネルソン・グッドマン(著者):1906〜98年。ハーヴァード大学で博士号を取得。同大学哲学名誉教授。アメリカの哲学者。研究機関「プロジェクト・ゼロ」を設立。著書に「記号主義」「世界制作の方法」など。

内容

芸術を〈記号システム〉として解読する ▼絵画、音楽、ダンス、文学、建築……芸術へのアプローチを根本的に転換した20世紀美学の最重要著作。 ▼20世紀アメリカを代表する哲学者、ネルソン・グッドマンは、美学、論理学、認識論、科学哲学の分野において多大な影響を及ぼした。グッドマンの主著である本書は、1968年の刊行以来、現代美学の記念碑的著作として読みつがれている。  ここでグッドマンは、芸術の基本的諸問題を考察することから出発し、芸術における記号の一般理論の構築へと向かう。芸術がある対象を「再現」するとはどういうことなのか。再現と表現はどうちがうのか。絵画における遠近法とは、写実性とは何か。ホンモノと完全な贋作を見ることにちがいはあるのか。楽譜とか何か。ダンスは記譜できるのか。芸術と科学の真理は異なるのか。  本書は、芸術における記号と記号システムの研究であり、われわれの知覚と行動、さらにわれわれの世界創造とその理解において、それらがどのように機能しているかを明らかにしている。この考察は、心理学、言語学、認識論、科学哲学などの領域を横断しつつ、われわれを、絵画、音楽、ダンス、文学といったあらゆる芸術形式の深い理解へと導いてくれる。

目次