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共同体のかたち~イメージと人々の存在をめぐって~(講談社選書メチエ 643)

菅 香子  著

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価格 \1,760(税込)         
発行年月 2017年02月
出版社/提供元
講談社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 236p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/哲学/美学
ISBN 9784062586467
商品コード 1023913196
NDC分類 701.1
基本件名 芸術
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2017年03月4週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1023913196

著者紹介

菅 香子(著者):1977年生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。東京外国語大学大学院総合国際学研究科博士後期課程修了。博士(学術)。現代思想をベースに芸術、とくに現代アートと共同体の関係についての研究を進めている。

内容

グローバル市場経済の秩序が政治に優先されるなか、人間は国民国家内部では表象されえず、市場の「リソース」となる。一方でそれと同期して現れる「エクスポジション」と呼ぶべきアート群。共同性を表象する効果を担ったイメージ(像)は失われたのか。結びつきの根拠が揺らいでいる状況のなか、共同体はどこに見出せるのか。アートの機能とナンシー、アガンベンなどの思想から、人間と共同性の関係を考察。


グローバル市場経済の秩序が政治に優先されるなか、人間は国民国家内部では表象されえず、市場の「リソース」となる。一方でそれと同期して現れる「エクスポジション」と呼ぶべきアート群。
共同性を表象する効果を担ったイメージ(像)は失われたのか。結びつきの根拠が揺らいでいる状況のなか、共同体はどこに見出せるのか。
イメージの機能やナンシー、アガンベン、エスポジトなどの思想を参照し、いまや「剥き出しの生」となった人間の存在様態を考察する。

目次