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平川祐弘決定版著作集<第3巻> 夏目漱石 非西洋の苦闘
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在庫状況
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お届け予定日
10日間
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価格
\5,280(税込)
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発行年月 |
2017年02月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
397p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/総記/総記/書誌・出版 |
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ISBN |
9784585294030 |
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商品コード |
1023998087 |
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NDC分類 |
081.6 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2017年04月3週 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1023998087 |
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著者紹介
平川 祐弘(著者):1931年生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業。同大学名誉教授。比較文化史家。「西洋人の神道観」で蓮如賞、「アーサー・ウェイリー」で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。
内容
漱石の『クレイグ先生』を読んだ魯迅は仙台で習った藤野先生が懐かしくなった。師弟関係の刺戟伝播こそ文化の伝播なのである。「そのうちに中国から日本へとふたたび留学生が自由に渡航してくるような日があれば―その日が近いことを祈るが―そうした外国留学体験者は必ずや新しい目で魯迅の『藤野先生』を読み返すにちがいない。」著者平川は漱石と魯迅の関係にふれつつ、文化大革命の最中にすでにそんな期待を述べていた。本書は、中国一辺倒だった日本のチャイナ・スクールとは、品質も品格も違う、そんな自由な精神による日英中比較文学の先駆であり、古典である。来日した中国留学生が愛読したのはけだし当然であろう。