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触れることのモダニティ~ロレンス、スティーグリッツ、ベンヤミン、メルロ=ポンティ~
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在庫状況
お取り寄せ
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お届け予定日
10日間
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価格
\3,520(税込)
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発行年月 |
2017年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
312p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/心理学/実験心理 |
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ISBN |
9784753103393 |
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商品コード |
1024154256 |
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NDC分類 |
141.24 |
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基本件名 |
皮膚感覚 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2017年04月4週 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1024154256 |
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著者紹介
高村 峰生(著者):1978年東京生まれ。イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校で博士号を取得。神戸女学院大学文学部英文学科准教授。専門は20世紀の英米文学・文化、および比較文学/表象文化論。
内容
プラトン、アリストテレス以来の西洋文明の伝統では、触覚はしばしば「最も下等な」感覚と捉えられ、知的なものや詩的なものと結び付いた「高貴な」感覚である視覚と対置されてきた。本書は、モダニズムの時代の芸術、文学、哲学の検討を通じ、20世紀前半における触覚の言説やイメージがこのような感覚の伝統的な階層区分に対して転覆的機能を持っていることを示す。そしてそのような転覆は、動物と人間、原始的なものと文明的なものなどの区分の揺らぎとも関わり、この時代の西洋的な価値体系の地殻変動にも連なっている。