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書評掲載
丸善のおすすめ度

誰もボクを見ていない~なぜ17歳の少年は、祖父母を殺害したのか~

山寺 香  著

 品切
   
価格 \1,650(税込)         
発行年月 2017年06月
出版社/提供元
ポプラ社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 270p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/社会科学/社会学/社会問題・社会運動
ISBN 9784591154601
商品コード 1024560923
NDC分類 368.71
基本件名 少年犯罪
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2017年08月1週
書評掲載誌 毎日新聞 2017/08/06
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1024560923

内容

一歩踏み込んで何かをすることはとても勇気が必要だと思います。その一歩が目の前の子供を救うことになるかもしれないし、近くに居た親が『何か用ですか?』と怪訝そうにしてくるかもしれない。やはりその一歩は重いものです。そしてそれは遠い一歩です。(中略) 
つまり他人、子供への関心、注意を持っていなくては二歩も三歩も子供との距離があります。いや、子供の存在にさえ気付いていないかもしれません。だから、自分が取材を受ける理由は世の中に居る子供達への関心を一人でも多くの方に持っていただく為の機会作りのようなものです。
                                                        (「少年の手記」より)
2014年、埼玉県川口市で発生した凄惨な事件。少年はなぜ犯行に及んだのか? 誰にも止めることはできなかったのか? 事件を丹念に取材した記者がたどり着いた“真実”。少年犯罪の本質に深く切り込んだ渾身のノンフィクション。