KNOWLEDGE WORKER ナレッジワーカー



丸善のおすすめ度

科学の最前線を歩く(知のフィールドガイド)

東京大学教養学部  編
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \2,640(税込)         
発行年月 2017年07月
出版社/提供元
白水社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 291p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/理工学/自然科学/自然科学
ISBN 9784560095638
商品コード 1024850185
NDC分類 404
基本件名 科学
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2017年09月1週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1024850185

内容

越境する思考のために 流動性を増す現代。その課題に応えるはずの学問も複雑化し、なにを知るべきかを見定めることさえ難しい。いっぽう、「学問の社会還元」を合言葉にするかのように、とかく手早い成果が求められる。しかし、異質なもの、未知との遭遇は避けられないからこそ、長い目で事象をとらえる力が必要ではないか。 本書は、東京大学教養学部がこの問題意識に向き合うべく、高校生、社会人向けに開講する公開講座「金曜特別講座」を書籍化したもの。人文知や基礎研究に重きを置く教養学部。ときに過去の惨劇から反省し、ときにフィールドワークから他者に学ぶ。ニュートリノを探究し、いっぽうで医療や産業に研究を生かし生活に寄りそう。さまざまな時代や場所、日常から宇宙までを見つめる眼差しを、この講座は社会と共有してきた。いま必要な知がなにか、そのガイドとなるシリーズ二巻。「科学の最前線を歩く」では、ノーベル物理学賞受賞の梶田隆章氏をはじめ、学内外の研究者による講義を収録。異なるアプローチで事象を読みとくうち、学問領域の有機的つながりを実感できるだろう。情報が溢れる時代に、偏らない知識を摂取し、真理を探究し続けることの意義を考える。