著者紹介
梨木 香歩(著者):梨木香歩(なしき かほ)
1959年生.作家.小説に『西の魔女が死んだ』『沼地のある森を抜けて』『家守綺譚』『冬虫夏草』(以上,新潮社),『村田エフェンディ滞土録』『雪と珊瑚と』(以上,角川書店),『f植物園の巣穴』(朝日新聞出版),『ピスタチオ』(筑摩書房),『岸辺のヤービ』(福音館書店),『僕は,そして僕たちはどう生きるか』(理論社,のち岩波現代文庫),『海うそ』(岩波書店)など,エッセイに『渡りの足跡』『エストニア紀行』『鳥と雲と薬草袋』(以上,新潮社),『水辺にて』(筑摩書房),『不思議な羅針盤』(文化出版局,のち新潮文庫)などがある.
師岡カリーマ・エルサムニー(著者):師岡カリーマ・エルサムニー(もろおかカリーマ・エルサムニー)
1970年生.文筆家.東京で日本人の母とエジプト人の父との間に生まれる.カイロ大学政治経済学部卒業後,ロンドン大学で音楽を学ぶ.現在,執筆活動の傍ら,NHKラジオ日本でアラビア語放送アナウンサーを務め,複数の大学で教鞭を執る.著書に『恋するアラブ人』『イスラームから考える』『変わるエジプト,変わらないエジプト』(以上,白水社)など,訳書に『危険な道』(白水社)がある.東京新聞で「本音のコラム」を連載中.