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退歩のススメ~失われた身体観を取り戻す~

藤田 一照, 光岡 英稔  著

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価格 \1,760(税込)         
発行年月 2017年12月
出版社/提供元
晶文社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 226p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/宗教/仏教
ISBN 9784794969835
商品コード 1026060504
NDC分類 188.84
基本件名
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1026060504

著者紹介

藤田 一照(著者):1954年愛媛県生まれ。曹洞宗僧侶。曹洞宗国際センター所長。著書に「現代坐禅講義」など。
光岡 英稔(著者):1972年岡山県生まれ。日本韓氏意拳学会会長、国際武学研究会代表。

内容

【内田樹氏、推薦!】「これだけ理論的に深く、かつ徹底的な実践の裏付けをともなった知見に触れることは稀有のことである。」60kgの米俵を5俵担ぎ、3日3晩の行軍に徒歩で伴走し、佐渡から江戸まで2日で渡った時代ははるか昔。聞こえなくなってしまった「からだの声」にいかに耳を傾けるか。外に向いていた気持ちを、内側の「見えない箇所」に向けることで立ち現れる、本来の姿。現代人が生きるために本当に大切な指針とは。武術の稽古法と伝統的な坐禅・行法から見えてくる、日常でも実践できる稽古法と見方を詳細に伝授。驚きのエピソードと見解が満載で、読めば読むほどこころとからだが活き活きと動き出す!【光岡】皮肉にも長い年月をかけて足腰をなくすための練習を私たちは日常の中で徹底的にやってきたんです。人は足腰が奪われたり、足腰の経験が消えてしまうと一瞬にして自信を失います。【藤田】禅宗のお坊さんの坐禅嫌いが生じています。曹洞宗の大本山である永平寺でも、それが問題になっているんです。坐禅は本来は「おもしろい」ものなんです。道元さんは、坐禅は「安楽の法門」なのだから、「普く勧めなさい」と言っているんですけど。

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