著者紹介
野島 一彦(編者):1947 年,熊本県生まれ。跡見学園女子大学教授,九州大学名誉教授,臨床心理士。
1975 年,九州大学大学院教育学研究科博士課程単位取得後退学,1998 年,博士(教育心理学)。
1975 年より九州大学教育学部助手,久留米信愛女学院短期大学助教授,福岡大学人文学部教授,九州大学大学院人間環境学研究院教授を経て,2012 年より現職。
主な著書:『エンカウンター・グループのファシリテーション』(ナカニシヤ出版,2000),『心理臨床のフロンティア』(監修,創元社,2012),『ロジャーズの中核三条件〈共感的理解〉』(監修,創元社,2015),『公認心理師入門─知識と技術』(編集,日本評論社,2017 年)ほか
岡村 達也(編者):1954 年,新潟県生まれ。文教大学人間科学部心理学科教授。
1985 年,東京大学大学院教育学研究科教育心理学専攻第一種博士課程中退。
1985 年より東京都立大学学生相談室助手,1990 年専修大学文学部講師・助教授,1998 年文教大学人間科学部助教授を経て,2000 年より現職。
主な著書:『思春期の心理臨床』(共著,日本評論社,1995),『カウンセリングを学ぶ』(共著,東京大学出版会,1996,2 版2007),『カウンセリングの条件』(日本評論社,2007),『カウンセリングのエチュード』(共著,遠見書房,2010)など。
繁桝 算男(監修):1946 年生まれ。
東京大学名誉教授,慶應義塾大学訪問教授。
1974 年,アイオワ大学大学院修了(Ph. D.)。
主な著書:『後悔しない意思決定』(岩波書店,2007),『意思決定の認知統計学』(朝倉書店,1995),『ベイズ統計入門』(東京大学出版会,1985)ほか
内容
心理学およびその周辺領域の知識を網羅
公認心理師カリキュラムに沿った全23巻シリーズの第3巻「臨床心理学概論」
公認心理師養成のための臨床心理学分野のテキスト。野島先生と岡村達也先生(文教大学教授)による1冊です。アメリカ心理学会のテキストと方向性を合わせ,世界基準の1冊として本書を編み上げました。400を超えるといわれる臨床心理学の学派を,大別して9つのアプローチごとに分け,斯界で最高の書き手に,それぞれのアプローチの理論から手法,歴史,今後の展開までまとめてもらった。初めて学ぶ大学生や学び直しにぴったりの内容です。