丸善のおすすめ度
歌川広重の声を聴く~風景への眼差しと願い~(プリミエ・コレクション 85)
|
在庫状況
有り
|
お届け予定日
3~4日
|
|
|
価格
\3,740(税込)
|
|
|
|
発行年月 |
2018年03月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
282p |
---|
大きさ |
22cm |
---|
|
ジャンル |
和書/人文科学/芸術/彫刻・絵画 |
---|
|
|
ISBN |
9784814001392 |
---|
|
商品コード |
1026628453 |
---|
NDC分類 |
721.8 |
---|
|
個人件名 |
安藤/広重 |
---|
本の性格 |
学術書 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2018年05月2週 |
---|
書評掲載誌 |
朝日新聞 2018/05/12 |
---|
商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1026628453 |
---|
著者紹介
阿部 美香(著者):1981年イタリア生まれ。札幌市出身。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。専修大学文学部助教。博士(人間・環境学)。専門は歴史地理学、風景論。
内容
江戸時代後期、社会が成熟し「開国」への胎動を感じる時期にあって、風景は大きく変わろうとしていた。現代にも通じるその時代に、北斎や広重といった風景画家が活躍したのは偶然ではない。中でも歌川広重は、絵だけでなく、自身の言葉を付した作品を残した。その『絵本江戸土産』に記された広重の言葉から、彼独特の風景観を炙り出す。広重が絵本を通じて訴えたかったことは何なのか?——そこには明るい江戸での生活だけではなく、日々の暮らしの中で見過ごされ、社会変動の中で急速に人々の手からこぼれ落ちる、「風景」をめぐる現実があった。