丸善のおすすめ度
日本のムラージュ~近代医学と模型技術 皮膚病・キノコ・寄生虫~
大西 成明
イラスト
|
在庫状況
有り
|
お届け予定日
3~4日
|
|
|
価格
\3,960(税込)
|
|
|
|
発行年月 |
2018年01月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
163p |
---|
大きさ |
26cm |
---|
|
ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/基礎医学/病理学 |
---|
|
|
ISBN |
9784787234308 |
---|
|
商品コード |
1026715877 |
---|
NDC分類 |
491.6 |
---|
基本件名 |
病理組織学 |
---|
|
本の性格 |
学術書 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2018年03月1週 |
---|
書評掲載誌 |
読売新聞 2018/04/08 |
---|
商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1026715877 |
---|
著者紹介
石原 あえか(著者):東京大学大学院総合文化研究科教授。ドイツ・ケルン大学哲学博士(Ph.D./ Dr. phil.)。ドイツ文学、特に「ゲーテと近代自然科学」を研究テーマとする。単著『ドクトルたちの奮闘記』(慶應義塾大学出版会、2012年)でゲーテと近代医学を扱ったのを機に、医学標本としてのムラージュに関心をもつ。2012年以降、科研費を得て日本国内に現存する皮膚科ムラージュの記録・調査を開始。15年から医学専門誌『西日本皮膚科』の綜説連載で、その研究成果を一部公表。受賞歴:ドイツ学術交流会(DAAD)よりJacob- und Wilhelm-Grimm-Förderpreis(グリム兄弟奨励賞)、日本学術振興会賞、日本学士院学術奨励賞、日本独文学会賞、『科学する詩人ゲーテ』(慶應義塾大学出版会、2010年)によりサントリー学芸賞、ドイツ連邦政府よりPhilipp Franz von Siebold-Preis(シーボルト賞)。日本語の近著に『近代測量史への旅』(法政大学出版局、2015年)がある。
大西 成明(イラスト):1952年、奈良県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。写真家。東京造形大学造形学部教授。「生命」や「身体」をテーマに、「生老病死」の姿をドキュメントした写真を撮り続けている。写真集『象の耳』(日本写真協会新人賞)、雑誌連載『病院の時代――バラッド・オブ・ホスピタル』(講談社出版文化賞)、『 地球生物会議ポスター』(ニューヨークADC賞ゴールドメダル)、写真集『ロマンティック・リハビリテーション』(林忠彦賞・早稲田ジャーナリズム大賞)など。また、2001年には、TBS主催の「鑑真和上と世界の写真家展」に参加、世界7カ国の写真家とともに“天平の美”を撮り下ろした。その他の写真集に『美神の邂逅』(里文出版)、『日本の川100』『ひよめき』(ともにピエ・ブックス)、共著に『ホネホネたんけんたい』(アリス館)、『人形記――日本人の遠い夢』(淡交社)などがある。
内容
文豪ゲーテがいち早くその価値に気づき支援を惜しまなかった蝋製医学模型標本「ムラージュ」。博物館や教室の奥で忘れられていたムラージュに光をあて、その歴史を丹念に掘り起こす。ユーモラスな寄生虫や愛らしいキノコも織り込んだ第一級史料。フルカラー。