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養子縁組の社会学~<日本人>にとって<血縁>とはなにか~
発行年月 |
2018年02月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
380p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/社会学/家族・世代 |
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ISBN |
9784788515581 |
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商品コード |
1026934416 |
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NDC分類 |
367.3 |
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基本件名 |
親子関係 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2018年04月1週 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1026934416 |
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著者紹介
野辺 陽子(著者):1970年千葉県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科社会学専門分野博士課程単位取得退学。博士(社会学)。高知県立大学地域教育研究センター講師。
内容
◆果たして日本人は〈血縁〉を重視するのか、しないのか? 現在、家族・親子関係の形成の上で、「血縁」が重要な論点のひとつになっています。産んだ母が専業で子どもを育てるという「近代家族」の限界が指摘され、「家族を超える子育て」「血縁を超えて」というフレーズが盛んに喧伝される一方、不妊治療の拡大や養子縁組の停滞を根拠に、人々はますます「血縁」を重視するようになっているという指摘もあります。本書では、「日本人は血縁を重視する」という巷の議論、「血縁を重視しない」という社会学・人類学での議論を整理するとともに、当事者たちの声を多数紹介し「血縁」がどんな場面でどのような意味で使用されるのかというリアリティに迫ることで、これまでの議論を解きほぐします。日本の「血縁」をめぐる家族・親子像から、私たちのアイデンティティをも照射する、画期的な家族社会学の誕生です。