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無意識に届くコミュニケーション・ツールを使う~催眠とイメージの心理臨床~

松木 繁  著

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価格 \2,860(税込)         
発行年月 2018年02月
出版社/提供元
遠見書房
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 132p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/人文科学/心理学/臨床心理・精神療法
ISBN 9784866160467
商品コード 1027130985
NDC分類 146.8
基本件名 催眠療法
本の性格 実務向け
新刊案内掲載月 2018年04月1週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1027130985

著者紹介

松木 繁(著者):1952年,熊本県生まれ京都育ち。鹿児島大学大学院臨床心理学研究科臨床心理学専攻教授,臨床心理士。鹿児島県教育委員会スクールカウンセラー,国立病院機構鹿児島医療センター嘱託心理士(診療援助),(仁木会)ニキハーティホスピタルスーパーバイザー(熊本市),鹿児島少年鑑別所視察委員会委員,鹿児島県発達障害者支援体制整備検討委員会委員,京都市教育委員会・地域女性会主催「温もりの電話相談」スーパーバイザー(京都市),松木心理学研究所顧問(京都市),日本臨床催眠学会認定臨床催眠指導者資格,日本催眠医学心理学会認定指導催眠士。主な著書に,「催眠療法における工夫―“治療の場”としてのトランス空間を生かす工夫」(乾吉佑・宮田敬一編『心理療法がうまくいくための工夫』金剛出版,2009),「治療の場としてのトランス空間とコミュニケーションツールとしての催眠現象」(衣斐哲臣編『心理臨床を見直す“介在”療法─対人援助の新しい視点』明石書店,2012)ほか

内容

催眠療法をひも解けば臨床の技が磨かれる

トランスという奥深い現象は,特別な場合にのみ起こるわけではなく,日常のなかにも現われている。同じように日常的に行っているイマジネーションも,その取り入れ方によっては人間の能力を引き出したり,心の安定を生み出したりする。どちらも意識と無意識の境にあるこころの働きである。
このトランスとイメージを最大限に利用し,セラピーの効果をあげるのが,著者が長年かけて作り上げた「松木メソッド」である。達人は,セラピーのなかで何を目標とし,何に気づかい,いかにクライエントの苦悩を和らげるのか──こうした松木メソッドのA to Z をまとめたものが,この本である。
本書は著者の長年にわたる催眠とイメージ療法への経験を糧に生まれたものである。多くの心理臨床家にとってかげがえのない一冊になるだろう。また,初心者のための催眠マニュアルも附録として収載した。

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