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ビットコインはチグリス川を漂う~マネーテクノロジーの未来史~

デイヴィッド・バーチ  著

松本 裕  翻訳
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価格 \3,740(税込)         
発行年月 2018年05月
出版社/提供元
みすず書房
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 20p,305p,14p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/社会科学/経済学/金融
ISBN 9784622086949
商品コード 1027354135
NDC分類 338
基本件名 電子マネー
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2018年06月4週
書評掲載誌 読売新聞 2018/06/17、朝日新聞 2018/07/07、日本経済新聞 2018/12/22
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1027354135

著者紹介

デイヴィッド・バーチ(著者):コンサルト・ハイペリオン社取締役。サリー・ビジネス・スクール客員教授。金融イノベーション研究センター技術フェロー。電子認証と電子マネーの国際的権威。

内容

「私たちはマネーに関する固定観念を調整して、未来のパラダイムを探求し始める必要がある。マネーは古代バビロニアで記録が始まる前から存在した。そしてビットコインが忘れ去られてからも存在し続けるだろう。だがバビロニア人たちが使ったマネー、私たちが使っているマネー、そして未来に使われるマネーはどれも、まったく異なっている」(はじめに)中世イングランドの合札から、ウエスタン・ユニオン社の電子送金サービス、ニクソン・ショック、ケニア等の決済・送金サービス、Mペサまで、マネーの歴史をたどることで、本書はこう結論する。「マネーは…いまや中年期に差しかかっている。…マネーは居場所をなくし、孤立し、理解されずにいる」電子マネーと電子識別の権威である著者が描く未来のマネー像は、私たちのアイデンティティと分かちがたく結びついたマネー、そして、中央銀行の拘束から解放された、コミュニティの評判(レピュテーション)に基づくマネーだ。マネーの三大機能を踏まえつつ、マネーの過去と未来を架橋し、新たなパラダイムを提示するマネーの未来学。

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