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食べる(シリーズ人間科学 1)

八十島安伸, 中道正之, 清水(加藤) 真由子, 竹田 剛, 佐々木 淳, 渥美 公秀, 中川 敏, 木村 友美, 岡部 美香, 檜垣 立哉  著

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価格 \1,980(税込)         
発行年月 2018年04月
出版社/提供元
大阪大学出版会
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 7p,224p,6p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/生命科学、医学、農学/医学一般/医学一般
ISBN 9784872596182
商品コード 1027382786
NDC分類 498.5
基本件名 食生活
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2018年06月1週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1027382786

著者紹介

八十島安伸(著者):大阪大学大学院人間科学研究科・教授
愛知県生まれ。
1995 年大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程退学、2003 年博士(人間科学)。
福島県立医科大学講師、大阪大学大学院人間科学研究科准教授を経て、2017 年から同教授。
日本味と匂学会評議員。
20 年以上にわたり、ラット・マウスにおける味覚の好き嫌いの脳基盤をさまざまな研究手法を用いて探究してきた。
現在、食べ過ぎや拒食などの食行動異常を生じさせ、かつ、維持させる生理基盤を解明するために、動物モデル系における行動神経科学的研究に取り組んでいる。
中道正之(著者):大阪大学大学院人間科学研究科・教授

京都府生まれ。
1984 年大阪大学大学院人間科学研究科博士課程修了、1986 年学術博士。
大阪大学大学院人間科学研究科准教授を経て、2007 年から同教授。2014 年から2016 年まで、同研究科長。2015 年から日本霊長類学会会長。
40 年以上にわたり、野生ニホンザル集団の中で暮らすサルの顔を覚え、「誰が誰に何をしたか」を記録しながら、サルの行動発達や子育て、老いなどをテーマに研究を継続。1996 年からは動物園で暮らすゴリラの観察も実施している。
最近は、動物園で暮らす大型野生動物の子育てなども観察している。

内容

「食べる」という日常的な行為をキーワードに、心理学、社会学、教育学、哲学、生物学などの広範な学問領域から、「人そのものと、人が営む社会」を明らかにする。各章では、味覚をつかさどる脳神経機構からの研究、乳幼児の食行動と関連した社会性の発達、贈与交換と共食、摂食障害、食事の作法、災害時の「炊き出し」、辺境地の食、サルや類人猿の食行動、食と性のタブー等について扱い、「人間とは何か」という問いに迫る。

目次