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自然の諸原理に還元された和声論

J.‐Ph.ラモー  著

伊藤 友計  翻訳
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \8,800(税込)         
発行年月 2018年08月
出版社/提供元
音楽之友社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 20p,355p
大きさ 27cm
ジャンル 和書/人文科学/芸術/音楽
ISBN 9784276103030
商品コード 1027446534
NDC分類 761.5
基本件名 音楽-和声
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2018年10月1週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1027446534

著者紹介

J.‐Ph.ラモー(著者):1683〜1764年。ディジョン生まれ。作曲家、音楽理論家。著書に「和声の生成」「和声原理の証明」など。

内容

近代和声学の始まり、かつ基礎として大変有名な記念碑的著作『和声論』(1722)の初邦訳出版。正式タイトル『自然の諸原理に還元された和声論』。
ラモーの理論書第1作にして主著とされる著作。ラモー理論の重要な論点は、そのほとんどがこの『和声論』内で考察されている。全4巻からなり、前半2巻が思弁的内容、後半2巻が実践的内容に重点を置いた構成である。「音楽は音の科学である」というテーマが全編を貫いている。
ラモーの諸文献で記述された和声の規則は、ヨーロッパ諸国へと波及し決定的な影響を与えた。その影響は今日のわれわれの音楽体験に及ぶ。音楽理論史の重要書として誰もが言及するが、まとまった邦訳がなかった。
今回の日本語訳では、楽譜を現代譜にあらため、訳者による注や解題をつけ、本文を2段組にすることで、持ち運びや読解における利便性を高めた。ラモーの著作研究で博士号を取得した気鋭の研究者による画期的な訳本。

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