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帝国議会~西洋の衝撃から誕生までの格闘~(中公新書 2492)
発行年月 |
2018年06月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
5p,272p |
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大きさ |
18cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/政治学/現代政治・行政学 |
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ISBN |
9784121024923 |
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商品コード |
1027550118 |
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NDC分類 |
314.12 |
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基本件名 |
帝国議会 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2018年07月4週 |
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書評掲載誌 |
日本経済新聞 2018/07/28 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1027550118 |
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著者紹介
久保田 哲(著者):1982年東京都生まれ。慶応義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程単位取得退学。博士(法学)。武蔵野学院大学准教授。専攻は近現代日本政治史。著書に「元老院の研究」がある。
内容
1890年11月、貴族院と衆議院からなる帝国議会が誕生した。ペリー来航後、強く主張される「公議」「公論」による政治の一つの到達点である。 体制の安定を第一とした伊藤博文ら政府と、早期設置を求める板垣退助ら自由民権運動の角逐のなか、政府は1881年に9年後の議会開設を約束した。今も昔も政治の世界で9年後の約束が守られることはほとんどない。だが明治政府の面々は、自らの権力を失ってもなお、公議実現のため議会開設を志向し、実現する。 本書は、西洋で200年かかった議会が、どのようにして明治維新から約20年で創られたのか、帝国議会に関わった人々の構想と試行錯誤の軌跡を追う。憲法制定と並ぶ近代日本の一大事業だった帝国議会開設の全貌を明らかにする。