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女のことば男のことば

小林 祥次郎  著

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価格 \2,200(税込)         
発行年月 2018年06月
出版社/提供元
勉誠社(旧:勉誠出版)
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 18p,261p,18p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/言語学/日本語
ISBN 9784585280439
商品コード 1027854343
NDC分類 814.9
基本件名 隠語
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2018年08月3週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1027854343

著者紹介

小林 祥次郎(著者):昭和13年栃木県生まれ。東京教育大学文学部文学科卒業。小山工業高等専門学校教授を務めた。著書に「くいもの」「人名ではない人名録」「遊びの語源と博物誌」など。

内容

平安時代の仮名文学は、女性による女性のための文学であった。対して男の文学は、漢詩文であった。また、男の手紙は漢語を多く用い、和語もできるだけ漢字で示してあるのに対し、女性の手紙は漢語は使わず、ほとんど仮名で書いてある(訓読語で「憩ふ」、和文で「休む」など)。なお、この習慣は後世まで引き継がれている。このように、日本語では意味は同じなのに男と女で違う語を用いることがある。立場や職業の違いからうまれたものである。古今の書物をひもとき、特定の社会や集団のなかでの使われたことばを紹介し、われわれの日常のことばに潜む、昔歳の文化・慣習を知る。

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