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チェ・ゲバラの影の下で~孫・カネックのキューバ革命論~(インディアス群書 17)

カネック・サンチェス・ゲバラ  著

棚橋 加奈江  翻訳
在庫状況 お取り寄せ  お届け予定日 10日間 
価格 \3,300(税込)         
発行年月 2018年07月
出版社/提供元
現代企画室
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 276p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/人文科学/地理学/地誌・紀行
ISBN 9784773818079
商品コード 1027938889
NDC分類 295.5
基本件名 ラテン アメリカ
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2018年08月4週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1027938889

内容

チェ・ゲバラの孫・カネック、 権力悪を批判してアナキストに

覆いかぶさる祖父の〈名声〉の重圧、親に同伴しての 幼児期からの世界放浪、革命キューバの混沌などに翻弄されつつも、次第に形成されゆく「詩と反逆の魂」。40歳で急逝した著者の文学的遺稿集。

解説/太田昌国「カネックのキューバ 革命論の意義」150 枚

チェ・ゲバラの長女、イルディータは語っていた。「キューバ革命は救い出されうるはずです。でも、どうやって、ということが私にはわからない。私にとって、夢は死んではいない。それは、今は、休眠状態か凍結状態かもしれない。共産主義は、 時勢に遅れずについていくことには失敗した。私が望むのは、人間の貌をした共産主義体制なのです」(本書「栞」より)息子カネックが本書で指し示している展望は、無数の〈イルディータ〉が抱いているに違いない夢を叶える道に繋がるだろうか。