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ロバート・フィルマーの政治思想~ロックが否定した王権神授説~

古田 拓也  著

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価格 \5,170(税込)         
発行年月 2018年08月
出版社/提供元
岩波書店
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 16p,239p,27p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/社会科学/政治学/政治思想史・政治理論
ISBN 9784000026048
商品コード 1027943579
NDC分類 311.233
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2018年10月2週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1027943579

著者紹介

古田 拓也(著者):古田拓也(ふるた たくや)
1985年,岐阜県出身.専門は政治思想史.慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程修了.博士(法学).17 世紀イングランドの政治思想史および20世紀政治思想史方法論を中心に研究を進めている.現在は慶應義塾大学・関東学院大学・二松学舎大学非常勤講師.主要論文に“From Kent to Japan:The Reception Historyof Robert Filmer as a Straw Man─(Journal of Political Ideologies,Taylor and Francis,vol.20,no.3,2015),「「事実があたえられているのに,なぜ虚構を探し求めるのか」――フィルマーの契約説批判とロックによる再構築」(『イギリス哲学研究』,日本イギリス哲学会,第37号,2014年),共訳書に,リチャード・タック『戦争と平和の権利――政治思想と国際秩序:グロティウスからカントまで』(風行社,2015年)がある.

内容

ロックの「統治二論」におけるロバート・フィルマー論駁の根拠は、今でも有効なのか? これまでとは違った形でフィルマーから日本につながるストーリーを読み直し、より重層的な「フィルマー」の歴史を提示する。