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頼介伝~無名の起業家が生きたもうひとつの日本近現代史~

松原 隆一郎  著

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価格 \2,200(税込)         
発行年月 2018年07月
出版社/提供元
苦楽堂
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 296p,6p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/哲学/概論・参考図書
ISBN 9784908087080
商品コード 1027949051
NDC分類 289.1
個人件名 松原/頼介
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2018年08月2週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1027949051

著者紹介

松原 隆一郎(著者):松原隆一郎(まつばら・りゅういちろう) 社会経済学者、放送大学教授。1956年、神戸市生まれ。東京大学工学部都市工学科卒、同大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。東京大学大学院総合文化研究科教授を経て現職。著書に『経済思想入門』(ちくま学芸文庫)、『ケインズとハイエク』(講談社新書)、『日本経済論』(NHK新書)など。故郷・神戸を採りあげた著書に『失われた景観』(PHP新書)、祖父・頼介に触れた著書に『書庫を建てる』(堀部安嗣との共著、新潮社)がある。

内容

1万冊を収める著者の書庫は、祖父・頼介が最後に残した遺産で造られた。岸信介と同級生だったという祖父は、どのように財を成し、そして失ったのか。「無名の起業家」の足跡を辿る旅が始まる。戦前の南洋ダバオ。暴動の街・神戸と鈴木商店の興亡。満鉄相手の大商売。『細雪』の地での成金暮らし。すべて戦禍で失われた8隻の船。終戦直後の再起。『華麗なる一族』を地で行く製鉄業での栄光と破綻。頼介の生涯は、そのまま神戸そして日本の忘れられた近現代史と重なっていく。この国の百年を体感する傑作大河評伝。

目次